阪神ファンの徒然日記

阪神ファンが阪神タイガースのことを徒然と書いています

藤浪、フェニックスリーグで圧巻の投球!

本来ならここにいるべき選手ではないことは、誰もが知るところ。もちろんクライマックスシリーズへ向けての調整登板ではありません。
藤浪晋太郎が宮崎、フェニックスリーグのマウンドに。何かが吹っ切れたのか、序盤から圧巻のピッチングを見せつけ、7回を投げて打たれた安打はわずかに1本。無失点、3四死球。6者連続を含む11奪三振の快投を見せてくれました!

5回1失点だった9月28日のウエスタン広島戦に続き2戦連続で結果を出しました!

 

まずな立ち上がり。先頭の田代に追い込んでから粘られるも、最後は低めのカットボールを振らせ空振り三振!続く山田もカットボールで空振り三振!呉への四球をはさみ、4番戸川には151キロの直球で空を切らせました!

勢いを保ったまま2回のマウンドへ上がると、150キロを超える直球とカットボールのコンビネーションがさえ渡り、駒月、熊代、中田と3者連続三振!2イニングで6つの三振を奪うなどまさに「奪三振ショー」を演じてくれました。

3回から西武打線が早打ちに転じてきましたが、今日の藤浪は全く動じません。

先頭の8番藤沢にこの日唯一の安打となるセカンドへの内野安打を許しますが、9番金子をレフトフライ、田代を併殺崩れのファーストゴロ、そして打者山田のところで一塁走者の田代をけん制で刺します!

走者を出しても落ち着き払う藤浪は何かが変わった予感を漂わせていました。

その後も危なげないピッチングを続けたスコアボードにゼロを並べますが、試練は7回に。

2死から駒月に投じた初球146キロ直球がすっぽ抜け死球を与えてしまいます。ざわつく空気を振り払うようにすかさずショートの北條がマウンドへ!言葉を交わしプレー再開すると、熊代をカウント2-2から最後は逆球にはなりましたが内角カットボールで見逃し三振に!

思わず苦笑いでマウンドを降りた藤浪はこの回で降板となった。

死球後もしっかり内角にストライクは投げ込みました。死球があってはいけないのですが、そこまでの藤浪の投球はタイガースのエースそのものでした。

捕手からマウンドへボールが投げ返されるとすぐ次のモーションへ。テンポよく投げ込む藤浪はやっぱりここにいるべき選手ではありません。

クライマックスは厳しくとも、日本シリーズの切り札にはなり得るのかも。

頑張れ、頑張れ、タイガース!!!