WBCまで11日 第一回WBCを振り返る
本日は阪神キャンプは休養日。明日からはいよいよ最終クールへ
3月31日のマツダスタジアムにむけて、最終調整に入っていきます!
キャンプはお休み、WBC開催間近ということで本日は第一回WBCを振り返ってみたいと思います。
WBCとは、2005年5月にMLB機構が翌年3月に野球の世界大会を開催することを発表し、当初は日本は選手会が大リーグ側の一方的な開催通告や利益分配やシーズン直前という開催時期等から参加に反対という問題もありましたが、翌年無事に16カ国・地域が参加する第1回大会が開催されました。
初代王者は王監督率いる日本代表!メンバーは下記となります。今見ても恐ろしいメンバー。そして将来阪神入りするメンバーもチラホラ笑
石井弘寿 東京ヤクルトスワローズ (負傷により2次リーグ前に離脱)
馬原孝浩 福岡ソフトバンクホークス(追加招集)
捕手
外野手
アジアラウンドで韓国に負けはしましたが順当に突破。続く第二ラウンドアメリカ戦では、日本野球悲願の初のガチンコ試合での大リーグとの対決ということで、選手はかなり浮き足立っていたとのことです。しかしプレイボール直後 カウント1-1からイチローが放った打球はライトフェンスオーバーのまさかの先頭打者ホームラン。どこかかなわないと思っていた憧れの大リーガー相手に全員が勝てるとベンチの空気はテレビ越しにも一変しました。そして世紀の大誤審。8回表、日本3−3アメリカ 1死2,3塁から岩村がレフトへフライを打ち上げます。三塁ランナーは当時ロッテの我らが西岡剛!タッチアップでホームインで勝ち越しと思ったその直後、アメリカ側の抗議が始まりまさかの判定が覆る事態に。ホームインは認められず攻撃は終了に。何度リプレイを見ても西岡の足は離れておらず、日本国民全員が納得できない中、日本は力尽きての敗戦。
続くメキシコ戦は勝利した物の、韓国戦にも破れ1勝2敗。韓国が3勝でグループ勝ち抜け、アメリカが1勝1敗で残すは格下2敗のメキシコ戦のみ。日本代表は全くなにも納得いかないままこの大会を終えようとしていました。しかし、まさかまさかのここでアメリカがメキシコに敗退。何人かの選手は帰国を覚悟し観光や遊びに出かけていた様な状況の中での奇跡の決勝トーナメント進出(アナハイムの奇跡と呼ばれています)を決めます。
こうなれば俄然勢いづく日本。準決勝はイチローの「向こう30年、日本とやりたくないと思わせるような戦いをしたい」発言に異様に反応し、アジアラウンド、第二ラウンドと日本に勝利した韓国が相手。
予選での韓国戦敗戦後の「僕の人生でもっとも屈辱的な日」発言でさらに因縁めいていきまさにイチローJAPAN VS 韓国。この試合を6-0で勝利すると、続くキューバ戦も3-1で勝利。第一回大会の優勝を決めました。
大会のMVPは松坂投手でしたが、色々な発言やチームを鼓舞する姿から、イチローがこの大会の主役だった事は間違いありません。
日本野球が世界に通用すると見せしめた大会となりました。
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